セッション

セッション14

西荻窪というまちが好きである。 住んだことはないが、大人になってから通うようになった。 現在は本屋や古道具屋、雑貨店、ベーグル専門店に美味しいことで有名な食事処など、歩いて回りやすい範囲に魅力的なお店が点在していて人気のスポットになっている…

セッション13

ここのところ、忙しいと言いながら内容的に重い本が続いたので、 少し読みやすい 「本の本」を課題本とした。 本を贈る 作者: 笠井瑠美子,川人寧幸,久禮亮太,島田潤一郎,橋本亮二,藤原隆充,三田修平,牟田都子,矢萩多聞,若松英輔 出版社/メーカー: 三輪舎 発…

セッション12

いいなあと思う憧れの出版社がいくつかある。みすず書房はそのひとつ。 「好き」とか「お気に入り」じゃなくて、「憧れ」なのは、価格帯もあるのだと思うけれど、生み出される本一点一点の佇まいが美しいからだ。言及するときもちょっと通ぶって「みすず」と…

セッション11

2019年は大著の積読解消ということになるみたいだ。 440ページ。おそらく今までで一番長かった。 この本は1月からの宿題だったのに、結局2/3までしか読み終えないままセッションに臨んだ。(相棒は読み終えていた。さすがである) 災害ユートピア――なぜその…

セッション10

2019年のセッションは、課題本なしのスタート。 正確にいうと、課題図書は決まっていたのだけれど、互いに年明け早々いろいろと立て込んでしまい、読む時間が取れなかったので翌月に持ち越したのである。 それで、課題本以外で気になったトピックを披露しあ…

セッション9

「平成最後の」という枕詞が何度も何度も使われた2018年。 今年の締めくくりセッションは90年代について。 natsuhasha.com 京都の書店・誠光社の店長、堀部篤史氏の書いたエッセイである。 書店で探し当てたときに拍子抜けするほど簡単な感じの、薄い本だっ…

セッション7

秋が深まってきた。 セッションとブログを始めてちょうど半年が経った。 7回目、予定より一週ずれてのラッキーセブン回である。 断片的なものの社会学 作者: 岸政彦 出版社/メーカー: 朝日出版社 発売日: 2015/05/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) この…

セッション6

9月は秋の訪れというよりも夏の終わりを感じる月だと思う。 このところの日本は四季がなくなったと言われるが、それでも微妙に移り変わりは感じるもの。虫の声とか、朝晩の肌寒さとか。そして風の中には秋が潜み始める。 読書について 他二篇 (岩波文庫) 作…

セッション5

学校に通っているときのように、きちんきちんと区切りのある生活ではない。 毎日毎日が流れるように過ぎていく。気付けば5年、10年、20年と。 カレンダーをめくっても月が切り替わった気がせず、「来年の話をすると鬼が笑う」なんて言う間もなく、笑うはずだ…

セッション4

7月は互いに忙しかったようだ。セッションもすでに2度延期になったが、なんとかスキップせず開催できた。今回は刊行されると知った時から「この本はきっと読むのだろう」と思っていた本について話すことになっていた。 これからの本屋読本 作者: 内沼晋太郎 …

空気感について

たまたま、人の本棚を見る機会があった。 誰かの本棚を見るのがとても好きで、まちなかの店舗に本棚があれば、頼んで写真を撮らせてもらったりもしている。 さて、その本棚の主の職業柄、想像の範疇であったが大量の「本の本」があった。 自分が読んだ本、読…

セッション3

紙の本を読む際に、我々は文字を読む。文字の書体を眺めている。 その「本における文字の書体」について、深く考えたことはなかった。 そういうわけで特に「精興社書体」を使用した作品に着目して現代文学を語るという、今回の課題図書のテーマはとても新鮮…

セッション2

月例セッション第2回。 ミュージシャンはセッションに備えてリハーサルをするけれども(しないというバンドもある)、われわれもリハーサルよろしく、日々思考の交換はしている。ときには、おやつの交換も。 モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語 作者…

セッション

月例セッションというのをやることになった。 トークセッションである。 こう書くと偉そうだが、気の置けない雑談である。 いちおうは明確なテーマ本を決めて、それを中心に話すのである。 互いに思考が整理されるのではないかという期待がある。 30分と区切…