地域

小さなまちの奇跡の図書館

ブログ投稿に3年空いてしまった。 その間も、読書会は続けていたのだけど、お互い忙しくて振り返りをしなくなってしまっていた。1行でも書けばよかった、もったいなかった。 2013年最初の本はこちら。 小さなまちの奇跡の図書館 (ちくまプリマー新書) 作者:…

セッション21

富山を旅したことがある。 水が美味しくて、だから炊いたお米も地ビールも美味しくて、お魚も美味しくて、とても幸せな旅だった。 旅をするならよい場所でも、住んでみると息苦しい。それは地方にありがちなこと。 パブリックの次に「ローカルで生きる」が関…

セッション20

今回は相棒推薦図書。 タイトルで「面白そう」ってなった。 PUBLIC HACK: 私的に自由にまちを使う 作者:笹尾 和宏 出版社/メーカー: 学芸出版社 発売日: 2019/09/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) 取り寄せないとないかなあと思ったら、いつも行く書店(…

セッション19

消費税が8%から10% へと変わった。 まさにその端境期に出版された本だった。平成から令和へ変わっただけでも気持ちが大変なのに本当に激動の1年であるが、後によい記念となって思い出す本となるかもしれない。 彼岸の図書館: ぼくたちの「移住」のかたち …

通りすぎる街

7月はじめ。いまの居場所での1年が過ぎた。 実際の距離を大きく移動したのはさらに何か月か前だったのだが、ぴたっと定位置につけたのは7月だったから。本当にあっという間だった気がする。 ふと「こつん」と当たった小石に動かされたくらいのつもりでい…

空気感について

たまたま、人の本棚を見る機会があった。 誰かの本棚を見るのがとても好きで、まちなかの店舗に本棚があれば、頼んで写真を撮らせてもらったりもしている。 さて、その本棚の主の職業柄、想像の範疇であったが大量の「本の本」があった。 自分が読んだ本、読…

あの山越えて

山は、すそのがよい。 そう思ったのは大きな山が見える今の土地に来てからだと思う。 とはいえ、大きな山は毎日見えるわけではない。 天候によってまったく見えない日もあるし、部分的にしか見えなかったり、シルエットが薄ぼんやりと浮かび上がっているだけ…