2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

空気感について

たまたま、人の本棚を見る機会があった。 誰かの本棚を見るのがとても好きで、まちなかの店舗に本棚があれば、頼んで写真を撮らせてもらったりもしている。 さて、その本棚の主の職業柄、想像の範疇であったが大量の「本の本」があった。 自分が読んだ本、読…

「あおくんときいろちゃん」考

色を混ぜるように考え方が混じり合うといい、そんな話になった。 二つの色が混ざるというと、すぐにこの絵本が頭に浮かぶ。 あおくんときいろちゃん (至光社国際版絵本) 作者: レオ・レオーニ,藤田圭雄 出版社/メーカー: 至光社 発売日: 1984/01/01 メディア…

セッション3

紙の本を読む際に、我々は文字を読む。文字の書体を眺めている。 その「本における文字の書体」について、深く考えたことはなかった。 そういうわけで特に「精興社書体」を使用した作品に着目して現代文学を語るという、今回の課題図書のテーマはとても新鮮…

ロックの日

6月9日、ロックの日だった。 ロックの定義や範囲は調べるときりがなさそうだし、「しらべ」というタイトルのブログではあるけれどこの場は置いておく。 せっかく休日だったこともあり、自分の中で「ロックだな」と思う曲をひたすら聴いた。 1.ゆらゆら帝国…

逃げる

5月がいつの間にか終わって6月に入った。 なんと早い。月日が逃げていく。 逃げるといえば、最近読んだ絵本がたまたま「逃げる」テーマだったりしたので、面白いなと思い取り上げる。 東京でバージニア・リー・バートンの展示が あったようだ。 www.kyobunkw…