初買い・初読み

2019年は買った本をなんらかの形で記録しておこうと思う。

年末に買いそびれた本をいつもの書店で買おうと思い、在庫ありとなっているフロアに行ったら「石」に関する本のフェアが展開されていた。

とくべつ石が好きというのではないが、その中に、最近よくレビューなどで目にしていた絵本が並んでいたので立ち止まる。

すべてのひとに石がひつよう

すべてのひとに石がひつよう

 

少しめくって読んでみて、これは今日読まないといけない、と感じたので、目当ての本と、雑誌1冊とともに購入。

すべてのひとに

石がひとつ

ひつよう。

 

どんな石でも

いいのでは

ない。

わたしが言っているのは

特別な石。

あなたが

自分で見つけて

いつまでも

永遠に

大切にできるような

石。 

 

そうして、「特別な石」を見つけられるようにと、

「10のルール」が続く。

 あくまで、本当に「石」を見つけるためのルールなのだが、それらは何か、人生における「大切なもの」を見つけるための心構えを指しているように思えてならない。

 

訳者の北山耕平のあとがき「なぜ、すべての人に 石が必要なのか?」にも、ぐっとくる。

石はそれぞれが記憶装置ですし、生きている小さな地球です。

 

自分の石をさがそう。

かんぺきな色の。私の特別な形の。

 

年の初めにぴったりの、いい本に出合えてよかったと思う。